自分が「村人A」だと気づいたとき、どうするか
演劇の台本などに書かれる「村人A」。
ごくわずかな登場シーン、セリフだけが用意され、
登場人物として名前すらありません。
そのような役柄を演じる人は必ずいます。
そして、人生に置いて自分がその「村人A」だと気づいたとき、
何をどうすればいいのでしょうか。
主役を演じる人は、何か輝くものがあるからだと思います。
世界を動かす人、一流タレント・スポーツマンとかそういうのではなく、
自然と人が寄ってくる、注目されているような人です。
それはその人が魅力的な何かを持っており、
それは見た目だとかそういう問題ではないんだと思います。
社会人になって、「仕事のできる村人A」はどうなるのでしょう。
仕事はある程度できるから、重宝されます。
しかしそれは、あくまで人間的魅力ではなく、
ただの便利な人という認識でしかないでしょうね。
困ったことがあれば、あの人に頼めば良いか。
面倒だな、誰かやってくれないかな。
その矛先が「村人A」なんですよね。
利用されることと頼りにされることは違いますから。
デメリットばかりの「村人A」ですが、
「村人A」は主人公に好かれやすい傾向があります。
主人公の友人やライバル、ヒロインや同じく他のモブキャラ。
これらには「村人A」は見向きもされません。
でもたまに、「主人公」には好意を持たれることがあります。
それはきっと主人公にはない、「村人A」の魅力があるからです。
「村人A」は決して目立たず地味に生きる。
そして死ぬときは周りに迷惑をかけて盛大に死ぬ。
そういう生き方を心がけたいですね。