日本人はサイコパス?死刑はエンターテイメント?
日本人は圧倒的に死刑賛成派が多いようです。
別にそれは構わないのです。
賛成だろうが、反対だろうが、人それぞれの価値観があります。
ニュースを見てはすぐに「死刑にしろ!」で終わらせ、考えをストップする人や、
家族を奪われたが、死刑反対運動に参加している遺族の方もいます。
問題なのは、死刑賛成派が圧倒的に自分の考えが正しいと思っているところです。
死刑制度反対派の意見に聞く耳を持たず、
「は?何言ってるの?死刑は必要でしょ?多くの人がそう思ってるでしょ?」
という考えの方が多すぎます。
(iPhoneが流行ってるから、私もそれにした的な典型的な日本人の考え)
日本人はなぜか、被害者の立場になる考えしかできないようです。
中学のころの先生が言ってたのですが、
「先生、うちの子は中学に進学して虐められませんかね?」と心配する親はいても
「うちの子、中学に進学して他の子を虐めたりしないですかね?」と心配する親はいません。
いつも自分や自分の家族が被害に合う想定はしていますが、
加害者側になる想定はしないのです。
車を運転して事故にあったら・・・と思っても、
だれかを撥ねて命を奪ってしまったら・・・とはあまり考えないでしょうね。
人生は何があるかわかりません。
自分の娘が人の命を奪ってしまうことだって可能性は0ではありません。
それでもあなたは「私の娘をどうぞ死刑にしてください」と言えますか。
(息子ではなく娘なのがポイントですね)