【適当レビュー】朝ドラ・まれ
NHKの朝ドラ、「まれ」のレビューです。
ごちそうさんから、マッサンまで、現代物ではなかったので、期待しておりました。
ところが、とてつもなくつまらない。
他にも書いてある方がいますが、展開が唐突なんですよね。
主人公の弟と自分の友人の結婚、定番のいけずな姑の登場、
いきなり塩田を継ぎたいとか言い出す弟・・・
本当に理解できず付いていけません。
なにこれ、寝ながら脚本書いてるの・・・?
自分が一番違和感を感じるのは主人公のまれ。
幼い頃からあんな家庭で育って、東京の家からも離れ、生活も豊かではない。
それなのに、高校を卒業したときに母親に向かって突然、
「今まで育ててくれてありがとう」的な感謝の言葉を伝えます。
こういうのがすごい違和感なんです。
なぜ他人(の家庭)と自分を比べて卑下しないの?
嫉妬、ねたみ、親(とくにフラフラしていた父)への不満が無いんです。
いかにも田舎の年寄りが好きそうな「素直で明るい女の子」過ぎるんです。
同じく現代物の「あまちゃん」の能天気な主人公でさえ、
オーディションで太巻に嫌らしい質問をされたときに、
「いじめられる子って目立つ子なんです。私はいじめられることも、目立つことも無く生活していました」
のような、少し自分の闇のような部分をぽろっと声に出していました。
そういうシーンも一切ないんですよね。
まだ、まれの父のほうが、よっぽど人間臭くて、主人公らしく感じます。